MachXO3Lスターターキットは、MachXO3Lベースのデザインの開発と簡易な評価ができるブレークアウト・ボードで、LCMXO3L-6900C-5BG256Cが搭載されています。MachXO3L DSI(LCXO3L-DSI-EVN)やSMA(LCXO3L-SMA-EVN)ブレークアウト・ボードに比べて非常に小さく、低コストにもかかわらず一般的な基本機能を持ちますので、MachXO3L評価の出発点として最適です。このスターターボードにはSPIフラッシュが接続されていますので、外部ブートやデュアルブート機能も評価できます。MIPI DSI及びCSI2 I/Oの評価にはMachXO3L DSIブレークアウト・ボード、高速差動I/Oの評価にはMachXO3L SMAブレークアウト・ボードを用いることを推奨します。
このスターターボードのサイズは3×3インチで、電源とプログラミング用のUSB Mini-Bコネクタ、およびLEDアレイが搭載され、プロトタイプエリアも用意されています。内蔵オシレータ及びLEDをドライブするプログラマブルI/Oの使用例を示す、カウンタのデモデザインがMachXO3Lにロード済みです。キットにはUSBケーブルが付属しており、デモデザインはウェブサイトからダウンロードできます。無償の設計ツールを使用いて、所望のデザインをMachXO3Lデバイスに実装し、プログラミングすることで動作確認ができます。
MachXO3Lスターターキットの主要機能:
- CMOS I/Oの評価
- LEDドライブ機能
- JTAGまたはI2Cからのプログラミング
- 外部ブートまたはデュアルブート動作用SPIフラッシュ
各ボードには基本的なLEDデモがプリプログラムされ、参照用としてダウロードできます。新しいデザインの開発には、以下のソフトウェアを使用できます。