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もうお父さんのFPGAじゃない

Not Your Father’s FPGA
Posted 11/21/2017 by Doug Hunter

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『FPGAはサイズが大きくてたくさん電力を消費する上、高価なので使えない!』というエンジニアに多く遭遇してきました。これは多くのFPGAで当てはまりますが、サイズ、消費電力、およびコストの固定観念に沿わないFPGAもいくつかあります。これらの先駆者たちのおかげで、FPGAはもはやネットワークセンターだけでなく、日常的に使用されるエッジデバイスへと普及しつつあります。

朝の6時、アラームが鳴り響きます。古い目覚まし時計は数年前に捨ててしまったので、携帯電話から。充電スタンドから携帯電話を持ち上げると認識され、ロックを解除し、アラームを止めることができます。スマートコーヒーメーカーを起動させ、ダブルショットエスプレッソで私は一日を始めることができます。 

車のサイドミラーがカメラとヘッドアップディスプレイへと置き換わったおかげで、車庫の駐車が随分と容易になりました。車庫のドアに車のサイドミラーがぶつかることもなく、燃費も良くなりました。

会議の途中、携帯電話がテーブルの上で画面を背にして置いてあり、背面に貼ってある写真を見て私は妻に電話をしようと思いつきました。家のスマートホームアシスタントが故障し、5 ozではなく5ポンドのチーズを注文してしまったことが判明。全てのテクノロジーは完璧ではないので仕方ありません。

気持ちの切り替えするため、昼食のときに散歩をします。新しいスマートウォッチによると、昨日の心拍数が十分でなかったので今日は少し速く歩く予定です。 

午後に、新しいスマートホワイトボードのあるカンファレンスルームで上司と打ち合わせをします。私たちはボードの前で次の設計について戦略を立てます。同時にボードを触れることができ、指の動きと実際のボード上の線に誤差はありません。臭いのするペンから、大きな進化を遂げました。

帰り道、5番ストリートの交差点ではより慎重に近づきます。なぜなら、新しいスマート交通カメラは犯罪行為だけでなく、ナンバープレートを読み取り、赤信号を通った場合は交通違反カードが発行されます(参考までに。経験によるものではありません・・・)。

仕事のあと、全力を尽くした私は疲れ果てていることが多いが、子供と遊ぶことほど元気を与えてくれるものはありません。しかし子供たちはもはやチェスやチェッカーなどのボードゲームでは物足りない年齢になり、自宅を通してシームレスに動ける仮想世界のインタラクティブゲームに没頭しています。今やVRはただのゲームではなくなっています。子供たちが寝たあと、妻と私はVRヘッドセットを使って自宅を出ることなくパリへ散歩に行けるのです。

FPGAはこの話の全てで活用されています。顔認識、スマートデバイス、低いレイテンシによる接触、ローカルデータ処理、複数のスクリーン、モバイルVRなど、これら全てのものは低消費電力、小型、低コストのFPGAによって実現し、ネットワークのエッジにおける制御、接続、コンピューティングを提供しています。詳細は当社のウェブキャストをご確認ください。もう、あなたのお父さんのFPGAではないことがお分かり頂けると思います。

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