ProcessorPM開発キットがあれば、複数の電源管理ICをすぐに統合できます。このキットは汎用性に富んでおり、ProcessorPM電源管理デバイスの評価と設計のためのハードウェア・プラットフォームとして簡単に使用できます。キットのベースは2.5×2インチの評価ボードで、鉛フリーの24ピン QFNパッケージのProcessorPM - POWR605デバイス、Power Manager II - POWR6AT6、電源バスとプロセッサインターフェイスをエミュレートする評価回路、および拡張用ヘッダが装備されています。
すぐに使用開始できるよう、このキットには事前コンフィグレーション済みのプロセッササポート・デモ設計が含まれ、数百ものマクロプロセッサや、DSP、 ASSP、 或いはASICの電源管理シナリオをサポートします。このデモには、電圧スーパーバイザ、ウォッチドッグタイマ(WDT)、およびリセット生成器という、プロセッサをサポートする3つの重要機能が内蔵されています。ボードはスイッチと押しボタンで制御されます。また、スライドボリュームによって、2.5V電源系統の電圧低下がエミュレートされます。ピンヘッダからは、ProcessorPMとPOWR6AT6のIOにアクセスできます。PAC-Designer® ソフトウェアを使用して、事前コンフィグレーションされたデモの拡張や変更が可能です。
このボードを変更すると、PCとパラレル接続されたラティスのISPダウンロードケーブルによるプログラミングをサポートしたり、POWR6AT6による電源のマージンとトリムのシナリオをデモできるようになります。