MachXO2ピコ開発キットは、 MachXO2 FPGAの評価を迅速に行うための、電池動作で低コストの評価プラットホームです。キットが搭載するのはMachXO2-1200ZEデバイス、7セグメントLCDディスプレイ、I2C温度センサ、そしてI2CやJTAG、およびGPIOとインターフェイスするための拡張ヘッダーです。
開発キットにプリロードされた”環境スキャン” システムオンチップ(SoC)デザインによって、MachXO2のハードマクロ化機能ブロック(Embedded Function Bock、EFB)と8ビットマイクロコントローラLatticeMico8を用いたUARTやSPI、I2CやLCD制御などのよく用いられるインターフェイス機能が数分程度でテストできます。次に、無償でダウンロードできる参照デザインのソースコードをベースにこれらの機能を実装して、ユーザ自身のデザインを1時間程度で構築することができます。
またボードにはJTAGプログラミングとホストPCからデバッグ用アクセスのために、USBチャネルを持っています。ヘッダーによって、MachXO2デバイスの複数のI/Oバンクとボード上のI2Cバスへのアクセスができます。ホストPCで動作する通信プログラムによって、メニュードリブン・インターフェイスでボードの制御ができます。