LatticeMico8はMachXO2™ ファミリPLD用に最適化されている、フルにテストされた8ビット・マイクロコントローラです。また、他のFPGAファミリでも参照デザインとして用いることができます。フル18ビット幅の命令セットを32本の汎用レジスタに組み合わせ、LatticeMico8は通信やコンスーマ、コンピュータ、医療、産業および車載用を含むさまざまなマーケットに最適です。コアは広い機能セットを維持しつつも、最小コンフィグレーションでは200 LUT未満という最少のデバイスリソースしか必要としません。
LatticeMico8は新しいオープンIPコアライセンス下で提供され、こうした形態はFPGAサプライヤとしては初めてです。オープンソースIPを用いる主な利点は、より大きい柔軟性と改善された移植性、そしてコストがかからないことです。この新しい協定は、標準のオープンソースのすべての恩恵を提供し、そしてユーザが自身のデザインとともに用いることを可能にします。さらに、コピーライセンスなしでビットストリームもしくはFPGAの形式で、デザインの分配が許容されます。
開発ツール
LatticeMicoシステムは、ペリフェラル・コンポーネントを付加してLatticeMico8マイクロコントローラ・システムを実装するために用いられます。これはソフトウェアビルド用の業界オープンソースの開発/アプリケーション用フレームワークであるEclipse C/C++開発ツール環境をベースとしています。その他の詳細に関しては、LatticeMicoシステム開発ツールをご参照ください。