エンベデッドビジョンシステムの設計者は画像信号処理の問題を含む、多くの困難に直面します。イメージセンサは様々なフォーム、サイズ、ピクセル粒度、SN比、光感度、および色深度において異なるグレードのものがあります。また、対象物の照明や色コントラストおような環境要因もシステム設計をさらに複雑化させます。これらの環境は、リアルタイムで画像の前処理を行うシステム設計者にとって重大な問題を引き起こします。製品の設計時間を延長させ、リスクを増大する問題を解決するには、専門的な画像信号処理の知識が必要になります。
IONOS ISPで市場投入までの時間を短縮
ラティスはHelion Vision社と提携し、基本的なものから高度なハイダイナミックレンジ画像(HDRI) まで、画像信号処理パイプライン(ISP)の選択を含む完全に包括的なソリューションを提供します。
Helion Vision社のIONOS IPコアは100を超える個別IPのライブラリを利用したプラグ&プレイ処理ソリューションを提供します。IONOSはIPコアのポートフォリオを使用して事前に設定されたすぐに使えるISPです。
Helion Vision社はカスタマイズされたカメラシステム、画像モジュールおよび車載用、医療やセキュリティ、産業市場において完全なカメラとディスプレイシステムの画像処理ソリューションと設計サービスを提供します。何十年におよぶ研究開発の経験で、Helion Vision社はカメラを効率的に、迅速に、俊敏に開発するための幅広い設計サービスを生み出します。
最適化アーキテクチャ
ラティスECP3™およびECP5™アーキテクチャ向けに最適化されたIONOS ISPは必要なFPGAリソースおよびレイテンシを大幅に削減します。Helion社の専門知識はラティスのお客様に設計プロセスを加速し、総合コストを削減する検証・保証されたソリューションへのアクセスを可能にします。