ティスセミコンダクターが、「常時オン」で消費電力が業界最小のモバイル機器用音声検出・認識ソリューションを発表
わずか2.1mm×2.1mmで消費電力が競合製品より約30少ない、プログラマブル音声検出・コマンド認識ソリューション
- 照合済みの人間の音声を認識するまで処理サブシステムをオフにすることで、システム消費電力を削減可能
- 所有者の音声のみに反応し、わずかな消費電力で、使用頻度の高いコマンドの応答遅延をほぼゼロにすることで、ユーザーエクスペリエンスを向上
- 極めてコンパクトなソリューション(36ボール、0.35mmピッチ、2.1mm×2.1mm)のため、最小のモバイル及びIoTデバイスでも使用可能
オレゴン州ヒルスボロ ~ 2014年12月15日 ~ 超低消費電力、小型フォームファクタでカスタマイズ可能なソリューションのリーダーであるラティスセミコンダクターは本日、スマートフォンや増加を続けるIoT(Internet of Things、モノのインターネット)カテゴリなどの携帯機器用として、人間の音声検出及びコマンド認識IPの発売を発表しました。このIPはモバイルFPGAのiCE40™ファミリで実現し、新しい音声アクティベーション機能と、プロセッサの無駄な起動を最小限に抑えることによるバッテリ持続時間を長くできる効果によって、モバイル機器のユーザーエクスペリエンスを向上できます。
ラティスセミコンダクターの製品シリーズマネージャ、Joy Wrigleyは次のように述べています。「正確で信頼性の高い音声検出及びコマンド認識は、現在のスマートフォンやその他モバイル機器にとって重要ですが、電力を大量消費するプロセッサによる処理では、周囲雑音を人間の音声と誤認識する場合などバッテリを急速に浪費してしまいます。また、コマンドを正しく捕捉できないと、ユーザーエクスペリエンスが損なわれてしまいます。ラティスの低消費電力で遅延がほぼゼロの音声ソリューションは、このような問題を軽減するため、機器の音声アクティベーション機能の信頼性を向上すると同時に、バッテリ持続時間を延ばすことができます。」
急速に増加するIoTデバイスは、調査会社のGartner社によると2020年までには260億台に達すると推定されています。ラティスの新しいソリューションは、消費電力を最小に抑えながら、センサの信頼性と性能を高めなければならない、急速に増加するIoTデバイスに最適です。
デバイスサンプル及び音声IPはどちらも既に提供中です。ラティスに直接お問い合わせになるか、ウェブページLatticesemi.com/voice をご覧ください。
ラティスセミコンダクターについて
ラティスセミコンダクター(NASDAQ:LSCC)は、急速に変化する“コネクテッド・ワールド(繋がる世界)”に対して、カスタマイズ可能なソリューションを提供する低消費電力で小フォームファクタ、かつ低コストのFPGAのリーディング・サプライヤです。民生スマート電子機器をよりスマートにすることから、インテリジェントな産業オートメーションやすべての通信機器の接続を可能にするためまで、世界中の電子機器メーカーが開発期間の短縮、製品イノベーション、競合との差別化のため、ラティスのソリューションを採用しています。より詳しい情報については、 www.latticesemi.com をご確認ください。また、 Twitter, Facebook, or RSS でも情報を提供しています。
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