ダイナミック・ブロック・リード-ソロモン・エンコーダ

IP Expressリード-ソロモン・コードはFEC(Forward Error Correction)の作動に使用されます。FECは受信側でエラー訂正ができるように送信前にデータ内に制御用の冗長性を持たせます。冗長データ(チェック・シンボル)は受信側へオリジナル・データと一緒に送信されます。リード-ソロモン・デコーダは受信側にて送信エラーを訂正するのに使用されます。このタイプのエラー修正はDVB(デジタル・ビデオ放送)や、オプティカル・キャリア(すなわちOC-192)などのデータ通信アプリケーションにおいて広く利用されています。

リード-ソロモン・コードは、フォーマットRS(n, k)に書き込まれます。k及びnはそれぞれコードワード及びブロックにおけるインフォメーション・シンボルの数、そしてトータルのシンボル数です。コードワードにおけるそれぞれのシンボルはwsymbビット幅です。リード-ソロモン・エンコーダ出力の最初のkシンボルはインフォメーション・シンボルで、最後のn-kシンボルはチェック・シンボルです。出力でインフォメーション・シンボルが変らず、チェック・シンボルが後続するこのタイプのエンコーダはシステマティック・エンコーダと呼ばれます。下図はシステマティック・エンコーダの動作を示しています。

特長

  • 3~12ビットのシンボル幅
  • 構成可能なフィールド多項式
  • 構成可能な生成多項式:スターティング・ルートとルート・スペーシング
  • ユーザ定義のコードワード
    • 最大4095シンボル
    • 最大256チェック・シンボル
    • 短縮コード
  • 次の通信標準から選択可能
    • OC-192
    • DVB
    • CCSDS
    • ATSC
    • IEEE 802.I6 2004 ワイヤレスMAN-Sca/OFDM
    • IEEE 802.I6 2004ワイヤレスMAN-SC
  • 完全同期設計
  • レジスタ経由の入力選択
  • システマティック・エンコーダ
  • 完全ハンドシェーク機能
  • ダイナミックに可変可能なブロック・サイズ
  • ダイナミックに可変可能なチェック・シンボル
  • ダイナミックに可変可能なチェック・シンボル・パンクチュアリング

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ブロック ダイアグラム

Alternate Text

パフォーマンスとサイズ

LatticeECP31
IPexpress ユーザー設定可能なモード Slices LUTs レジスタ sysMEM EBRs I/Os fMAX (MHz)
OC-192 129 251 201 - 24 400
CCSDS 203 398 330 - 24 400
DVB 129 254 201 - 24 400
ATSC 150 293 233 - 24 400
IEEE 802.16-2004 WirelessMAN SCa 172 332 246 - 37 400
IEEE 802.16-2004 WirelessMAN SC 1276 2533 506 - 38 202

1. パフォーマンスと使用率データと LFE3-95E-8FN484CES デバイスを使って生成されるラティスDiamond 1.0とSynplify プロ D-2009.12 L 1 ソフトウェア。パフォーマンスが異なる場合があります別のソフトウェア バージョンを使用してまたは LatticeECP3 家族の内で別のデバイス密度や速度のグレードをターゲットします。

LatticeECP2M/S1
IPexpress ユーザー設定可能なモード Slices LUTs レジスタ sysMEM EBRs I/Os fMAX (MHz)
OC-192 133 262 201 - 24 257
CCSDS 204 404 330 - 24 247
DVB 137 269 201 - 24 286
ATSC 159 315 233 - 24 266
IEEE 802.16-2004 WirelessMAN SCa 173 336 246 - 37 295
IEEE 802.16-2004 WirelessMAN SC 1287 2565 442 - 38 128

1. パフォーマンスと使用率データと LFE2M35E/SE-7F484C デバイスを使って生成されるラティスDiamond 1.0とSynplify プロ D-2009.12 L 1 ソフトウェア。パフォーマンスが異なる場合があります別のソフトウェア バージョンを使用してまたは LatticeECP2M/S 家族の内で別のデバイス密度や速度のグレードをターゲットします。

LatticeECP2/S1
IPexpress ユーザー設定可能なモード Slices LUTs レジスタ sysMEM EBRs I/Os fMAX (MHz)
OC-192 133 262 201 - 24 320
CCSDS 204 404 330 - 24 250
DVB 137 269 201 - 24 276
ATSC 159 315 233 - 24 282
IEEE 802.16-2004 WirelessMAN SCa 173 336 246 - 37 280
IEEE 802.16-2004 WirelessMAN SC 1287 2565 442 - 38 112

1. パフォーマンスと使用率データと LFE2-50E/SE-7F484C デバイスを使って生成されるラティスDiamond 1.0とSynplify プロ D-2009.12 L 1 ソフトウェア。パフォーマンスが異なる場合があります別のソフトウェア バージョンを使用してまたは LatticeECP2/S 家族の内で別のデバイス密度や速度のグレードをターゲットします。

LatticeEC/P1
IPexpress ユーザー設定可能なモード Slices LUTs レジスタ sysMEM EBRs I/Os fMAX (MHz)
OC-192 132 260 207 - 24 179
CCSDS 214 426 338 - 24 178
DVB 140 273 210 - 24 174
ATSC 161 320 245 - 24 169
IEEE 802.16-2004 WirelessMAN SCa 168 324 255 - 37 176
IEEE 802.16-2004 WirelessMAN SC 1222 2438 450 - 38 71

1. パフォーマンスと使用率データと LFEC/P20E-5F672C デバイスを使って生成されるラティスDiamond 1.0とSynplify プロ D-2009.12 L 1 ソフトウェア。パフォーマンスが異なる場合があります別のソフトウェア バージョンを使用してまたは LatticeECP/EC 家族の内で別のデバイス密度や速度のグレードをターゲットします。

LatticeSC/M1
IPexpress ユーザー設定可能なモード Slices LUTs レジスタ sysMEM EBRs I/Os fMAX (MHz)
OC-192 129 251 201 - 24 400
CCSDS 203 398 330 - 24 400
DVB 129 254 201 - 24 400
ATSC 150 293 233 - 24 400
IEEE 802.16-2004 WirelessMAN SCa 172 332 246 - 37 400
IEEE 802.16-2004 WirelessMAN SC 1276 2533 506 - 38 202

1. パフォーマンスと使用率データと LFSC/M3GA25E-7F900C デバイスを使って生成されるラティスDiamond 1.0とSynplify プロ D-2009.12 L 1 ソフトウェア。パフォーマンスが異なる場合があります別のソフトウェア バージョンを使用してまたは LatticeSC/M 家族の内で別のデバイス密度や速度のグレードをターゲットします。

LatticeXP21
IPexpress ユーザー設定可能なモード Slices LUTs レジスタ sysMEM EBRs I/Os fMAX (MHz)
OC-192 133 262 201 - 24 291
CCSDS 204 404 330 - 24 264
DVB 137 269 201 - 24 282
ATSC 159 315 233 - 24 278
IEEE 802.16-2004 WirelessMAN SCa 173 336 246 - 37 262
IEEE 802.16-2004 WirelessMAN SC 1287 2565 442 - 38 92

1. パフォーマンスと使用率データと LFXP2-17E-7FT256C デバイスを使って生成されるラティスDiamond 1.0とSynplify プロ D-2009.12 L 1 ソフトウェア。パフォーマンスが異なる場合があります別のソフトウェア バージョンを使用してまたは LatticeXP2 家族の内で別のデバイス密度や速度のグレードをターゲットします。

LatticeXP1
IPexpress ユーザー設定可能なモード Slices LUTs レジスタ sysMEM EBRs I/Os fMAX (MHz)
OC-192 132 260 207 - 24 185
CCSDS 214 426 338 - 24 175
DVB 140 273 210 - 24 183
ATSC 161 320 245 - 24 164
IEEE 802.16-2004 WirelessMAN SCa 168 324 255 - 37 178
IEEE 802.16-2004 WirelessMAN SC 1222 2438 450 - 38 68

1. パフォーマンスと使用率データと LFXP20E-5F256C デバイスを使って生成されるラティスDiamond 1.0とSynplify プロ D-2009.12 L 1 ソフトウェア。パフォーマンスが異なる場合があります別のソフトウェア バージョンを使用してまたは LatticeXP 家族の内で別のデバイス密度や速度のグレードをターゲットします。

発注情報

家族 パートナンバー
LatticeECP3 RSENC-DBLK-E3-U4
LatticeECP2M RSENC-DBLK-PM-U4
LatticeECP2 RSENC-DBLK-P2-U4
LatticeECP/EC RSENC-DBLK-E2-U4
LatticeSC RSENC-DBLK-SC-U4
LatticeXP2 RSENC-DBLK-X2-U4
LatticeXP RSENC-DBLK-XM-U4

IP バージョン: 4.5.

このIPの完全評価バージョンをダウンロードするには、IPエクスプレスのメイン・ウィンドウにあるラティスIPサーバへ行ってください。ダウンロードできる全てのラティス IPモジュールは、このタブ上でご覧になれます。

IP コアを購入する方法を見つけるためにローカル格子営業所までご連絡ください。

ドキュメント

Quick Reference
Information Resources
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Dynamic Block Reed-Solomon Encoder IP Core User's Guide
IPUG40 03.6 8/13/2010 PDF 851.6 KB
TITLE NUMBER VERSION DATE FORMAT SIZE
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Wireless Solutions Brochure
I0197 3.0 8/14/2012 PDF 2 MB
Lattice HetNet Solutions Brochure
I0234 1.0 11/12/2013 PDF 2.2 MB
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IPexpress Quick Start Guide
8/5/2010 PDF 304.8 KB

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